2013年12月29日日曜日

【ポーランド茶会】現地での着付は

ショパン博物館にて

ポーランドには、着物の着付をしてくれる美容院なんて、
当然ないし、
着物用の髪型に結ってくれる美容院も無いわけです。

そこで、 自分たちの力でお支度が出来る様に、
着付道雅流のお稽古の中で、
一年かけて、準備を致しました。

自分ひとりの力ですべてをする事は不可能でしたが、
お互いに協力しあって、
なんとか、整える事が出来・・・ていた、と思います。

(上を目指せばキリが無く、もっとやるべき事はあったとは思うのですが)

お迎えするお客さまに失礼が無いように、
宮殿の格式に相応しい様に、と、心がけました。



宮殿での私の姿は、帯の変わり結びをしていただいて、
髪型も、お水屋で直していただいて、
と、
皆様のお力に甘えっぱなしでございました。

そうそう、水屋でバタバタしているうちに、
裾もすっかりおかしくなってしまい、
出番の前には、それも直していただきました。

助けてくださった諸先生方、本当にありがとうございました。



私の現地の着物事情は、
振袖を着た、宮殿でのお茶会の日以外に、
着物で過ごした日が2回ありました。

6月でしたので、単衣にしました。
気候が分からず迷いましたが、
滞在中は暑かったので、ほっとしました。

海外旅行なので、何とか簡略化を考えて、
帯は振袖と共通にしました。

(こちらの仕度は、何とか、自力で済ませる事ができました。。。)



今日の写真は、着物でご挨拶に伺った後、
短い時間の中、急いでワルシャワの町を観光した時のものです。

着物姿が珍しいのか、(そりゃ珍しいですよね)
ポーランドの人々に、あちこちで写真を撮られていました。
面白い経験となりました。

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