ショパン博物館にて |
ポーランドには、着物の着付をしてくれる美容院なんて、
当然ないし、
着物用の髪型に結ってくれる美容院も無いわけです。
そこで、 自分たちの力でお支度が出来る様に、
着付道雅流のお稽古の中で、
一年かけて、準備を致しました。
自分ひとりの力ですべてをする事は不可能でしたが、
お互いに協力しあって、
なんとか、整える事が出来・・・ていた、と思います。
(上を目指せばキリが無く、もっとやるべき事はあったとは思うのですが)
お迎えするお客さまに失礼が無いように、
宮殿の格式に相応しい様に、と、心がけました。
宮殿での私の姿は、帯の変わり結びをしていただいて、
髪型も、お水屋で直していただいて、
と、
皆様のお力に甘えっぱなしでございました。
そうそう、水屋でバタバタしているうちに、
裾もすっかりおかしくなってしまい、
出番の前には、それも直していただきました。
助けてくださった諸先生方、本当にありがとうございました。
私の現地の着物事情は、
振袖を着た、宮殿でのお茶会の日以外に、
着物で過ごした日が2回ありました。
6月でしたので、単衣にしました。
気候が分からず迷いましたが、
滞在中は暑かったので、ほっとしました。
海外旅行なので、何とか簡略化を考えて、
帯は振袖と共通にしました。
(こちらの仕度は、何とか、自力で済ませる事ができました。。。)
今日の写真は、着物でご挨拶に伺った後、
短い時間の中、急いでワルシャワの町を観光した時のものです。
着物姿が珍しいのか、(そりゃ珍しいですよね)
ポーランドの人々に、あちこちで写真を撮られていました。
面白い経験となりました。
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