2010年7月26日月曜日

大きな蓋のとき


昨日、一昨日の記事で、水差しの蓋の位置を
文章で表現していましたが、
写真が分かりやすいですよね。

という事で、ご紹介です。

「こぼしの向こう、風炉先屏風の端」に立てかけています。




七月のお稽古は、この日で終わりです。

八月は、通常のお稽古は夏休みに入ります。
ただ、「大掃除」や、「夏期講習」や「お茶事のお稽古」があります。

時間がないとできないお稽古ができるので、楽しみです。

2010年7月15日木曜日

平水差しに霧吹き


昨日ご紹介した水差しの蓋に、
霧吹きで水を吹きました。

上弦の月のように、下半分というデザインです。

大きな水面、透明なガラス、という平水差しの見た目に加え、
水そのもので、更に、涼しさを感じていただこう、という趣向です。



これは、蓋を開ける時に、一手、必要になります。

右手で自分の前に水平を保ったまま持ってきて、
左手で肩を取り、
こぼしの上で縦にして、水滴を零します。

真っすぐに立てたまま、水が落ちたら、
蓋の下半分を右手のひらで、水を切ります。

それから、こぼしの後ろ、風炉先屏風の端に立てかけます。
(水を吹かないときと同じです)



これで、お客さまに、涼しさを感じていただけると良いな、と思います。

2010年7月12日月曜日

平水差し


このガラスの水差しは、平水差しの形で、
このように、大きな塗り蓋がついています。

扱いは、
右手で開けて自分の前に持ってきて、
左手でこぼしの向こう、壁に立てかけます。

大きいので、水差し自身に立てかける事はしません。



それから、更に涼しさを演出した使い方もあります。

そちらは、次の記事でご紹介したいと思います。

2010年7月8日木曜日

ガラスの水差し


夏らしく、平水差しを使ってお稽古をしています。

大きく水面が広がる事と、
ガラスの質感で、
涼しさをお届けできると良いのですが。

2010年7月7日水曜日

梶の葉

今日は七夕ですね。


先日のお稽古での、床の間のお花です。

奥にあじさい、手前には梶の葉が入っています。



梶の葉は、墨が乗るので、字が書けるのだそうです。
表面がつるつるしていないので。
昔、七夕祭りに供える歌を書くのに使われたのだとか。


今晩、天の川は見られるでしょうか。

2010年7月5日月曜日

米棚


米棚のお稽古が始まりました。

弧峰棚とも言います。

写真は初飾り(一の飾り)です。



この棚は、十三の飾りまであるそうです。





お稽古が終わってから写真を撮ったら、
暗かったので、ちょっとピントが甘くなってしまいました。。。
(だから、写真は小さめです、スミマセン)



違う飾りの写真も、いつかご紹介したいと思っています。