2010年9月30日木曜日

始まりの緊張感


宗意忌とは、茶道雅流の流祖である、秋本宗意先生のご命日です。





これから茶カフキのお点前が始まるところです。




香盆の上に5個の小棗が用意され、
帛紗が掛けてあります。
棚は、米棚です。


お稽古の時と違い、本番のこの日は、
鬼面唐金のお風炉でした。


切り合わせの風炉なので、外から炭火が見えなかったのは、
ちょっと残念でしたが、
火窓から見える灰が、とても綺麗でした。

2010年9月29日水曜日

宗意忌でした



9月29日は、流祖、秋本宗意先生のご命日でした。

毎年、この日は、ご冥福をお祈りして、
茶カフキというお点前をします。




写真は、当日の床の間の様子です。

一番最初に、水谷宗雅宗匠のお献茶があり、
(写真では、上段左に、お茶が献じてあります)
その後、茶カフキのお点前でした。

撮影したのは、一度目の茶カフキが終わった後の時点です。
(だから、左上の看板が、表に返っていました)



今年の茶カフキは、昼のお点前で3人、
夜のお点前で1人の正解者がありました。





残念ながら、私は外れてしまいました。。。
修行が足りません・・・。

2010年9月27日月曜日

茶カフキのお稽古




茶カフキというお点前のお稽古をしました。

これは、七事式の1つで、
三種五服の濃茶を飲み、茶銘をあてるお点前です。

まず最初に銘のわかったお試しのお茶を二種を飲み、
次に銘のふせられた本茶三種の内、二服を飲んで、
その銘を当てます。

お試しで飲むお茶の一服目が「上林」、二服目が「竹田」で、
飲んでない一種類が「客」になります。

床の間には、この3つの名前が書かれた看板をかけておきます。




お点前の最初、お客さまが席入りをする前に、
ご亭主が、看板を表に返し(写真と同じ状態になります)、
小棗に入ったお本茶の順番をシャッフルし、
香盆に掛けた帛紗を外し、
一度、退席して、お客さまが席入りをして、お点前が始まります。



お濃茶を四服もいただけるので、美味しくて嬉しいのですが、
空腹ではない方が良いです。




9月29日の宗意忌に向けてのお稽古でした。

2010年9月18日土曜日

お茶室にお招きさせていただきました


先日、お稽古で使っているお茶室を、半日お借りして、
お点前でお持てなしをする、という経験を、させていただきました。






ブログをきっかけに、親しくさせていただいている
sonicaさん、という、
マスターライフオーガナイザーの方が、
お客さまとして、いらしてくださいました。

東京へいらっしゃる機会がある、とのことだったので、
以前、お世話になったお礼に、お茶を一服差し上げたいのですが、と、
申し出たところ、
出発時刻を早めて、来てくださる、との、
嬉しいお返事を頂きまして、この日を迎えました。

お点前「は」、なんとか、無事に終え(たと思います)、
お茶も無事に点てることができました(と思っています)。

でも、お持てなしをする、というのは、
それだけではないんだなぁ、と、
実感いたしました。

自分の至らないところが沢山ありまして、
お客さまには色んなことに目を瞑っていただいたかもしれません。


当日のことは、sonicaさんに、ブログでご紹介していただきました。
写真も記事も、とても素敵ですので、
よろしければ、そちらも合わせてご覧ください。

当日の様子は、こちらです
sonicaさんのブログは、こちらです

私自身は、当日、余裕がなくて、写真を撮れず、
それはもう、心残りで、、、
今日の記事の写真は、sonicaさんのところから、お借りしました。









お客さまに1人でお点前をする、というのは、
思っていた以上に大変で、
沢山の反省点もあります。

お点前のお稽古をする時とは、
また違った勉強をすることができました。

2010年9月16日木曜日

米棚、六の飾り


引き続き、米棚をつかったお点前のお稽古をしています。

写真は、六の飾りの最後、清めた建水を収めているところです。





ようやく涼しくなってきました。
暦どおり、単衣の着物を着てお稽古をする事ができるようになりました。

夏の間の疲れも、これで一息ついて、抜けてくれると良いなと思います。

後から追記しました


9月16日のお稽古の記録が抜けていましたので、
後日、記録しました。


9月中のお稽古は、
米棚を使ったお点前と、
宗意忌に向けての茶カブキのお稽古の、2本立てでした。




蝉籠が、夏らしいですね・・・もう、暑かった頃は、
遠い昔のことのようです。

2010年9月13日月曜日

執筆


「茶カブキ」のお稽古をしました。

なんと、お客さまでもなく、お点前でもなく、
執筆のお稽古をさせていただきました。

自分の字の汚さに、あわあわ。
習字は習った事がなく、
どこからどうして良いのやら、
自信も持てないし、辛いです。

自宅での自習あるのみ、というところでしょうか。
頑張らねば。
でも泣きたい。




写真は、床の間のお花です。
奥から芒、菊、紫式部、です。

2010年9月9日木曜日

米棚、三の飾り


本日は、重陽の節句でした。
主菓子は、菊でした。
これで、少し寿命が延びると良いな、なんて・・・。




引き続き、お稽古は米棚です。

写真は、三の飾りです。
(二の飾りでお手前を始めて、三の飾りで終わりました。)



水差しの素材はガラスなのですが、
葡萄の柄が、秋らしさを表しています。

2010年9月6日月曜日

米棚、二の飾り


7月に米棚のお稽古をさせていただきましたが、
その続きです。

この写真は、二の飾り。
中板に、柄杓と蓋置きを入り飾りにしています。





この米棚は、指物師の方に作っていただいたそうです。
組み立てには、細心の注意が要ります。

かなり長い軸が、下の足に入っている事になるので、
きちんと真っすぐに入っていないと、
壊れてしまうわけです。

お稽古の間も、片付ける時も、気をつけています。

2010年9月2日木曜日

再びお稽古開始


夏休みが終わり、通常どおりのお稽古が再開いたしました。

でも暑いですね…

また少しずつ、お稽古の様子をお伝えして行く予定です。



この写真は、床の間の茶花のご紹介です。

奥から、芒、竜胆、菊、です。
宗全籠に生けてあります。

(残念ながら、自分で活けられる腕前は持っておりません(^^;
 先生が目の前で生けてくださったのを
 拝見させていただきました。
 いつか、できるようになりたいものです。)