2013年2月3日日曜日

塩屋釜を初めて拝見しました



今年の御初釜でかかっていたのは、塩屋釜でした。

初めて拝見したので、色々と教えていただきました。

鐶付のところが、塩屋の意匠なのだそうです。


塩屋とは、かつて、海水を燃やして塩を作る小屋で、煙が出ていた物でした。

この鐶付は、中が空洞になってお釜と繋がっており、
塩屋の軒のところには2つずつ穴が空いていて、
煙に見立てた湯気が、出て来るようになっています。





お稽古の際に、近くからじーっと見させていただいて、
ようやく、小さな穴を発見できました。





1月は終わってしまいましたが、
もう少し、冬の風情をお伝えしていく予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿