今年の御初釜でかかっていたのは、塩屋釜でした。
初めて拝見したので、色々と教えていただきました。
鐶付のところが、塩屋の意匠なのだそうです。
塩屋とは、かつて、海水を燃やして塩を作る小屋で、煙が出ていた物でした。
この鐶付は、中が空洞になってお釜と繋がっており、
塩屋の軒のところには2つずつ穴が空いていて、
煙に見立てた湯気が、出て来るようになっています。
お稽古の際に、近くからじーっと見させていただいて、
ようやく、小さな穴を発見できました。
1月は終わってしまいましたが、
もう少し、冬の風情をお伝えしていく予定です。
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