昨日ご紹介した水差しの蓋に、
霧吹きで水を吹きました。
上弦の月のように、下半分というデザインです。
大きな水面、透明なガラス、という平水差しの見た目に加え、
水そのもので、更に、涼しさを感じていただこう、という趣向です。
これは、蓋を開ける時に、一手、必要になります。
右手で自分の前に水平を保ったまま持ってきて、
左手で肩を取り、
こぼしの上で縦にして、水滴を零します。
真っすぐに立てたまま、水が落ちたら、
蓋の下半分を右手のひらで、水を切ります。
それから、こぼしの後ろ、風炉先屏風の端に立てかけます。
(水を吹かないときと同じです)
これで、お客さまに、涼しさを感じていただけると良いな、と思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿